Hikari Autism support Group(HAG)

HIKARI CLINICではASD(自閉症スペクトラム/アスペルガー障害)やADHD(注意欠如多動性障害)と診断された患者様を対象に、発達障害の生きづらさを支援し、グループによって支えあい、自分らしい生き方を探してゆくための支援プログラムHIKARI Autism support Group(HAG)を行っています。

発達障害の方は、一般に集団に対して苦手意識を持っているものです。しかし近年発達障害の傾向のあるもの同志の集団療法は、自己を客観視する能力を育て、自己理解に役立ち、同じ悩みを持つ者同士が体験をシェアして受け入れられる体験を提供する、有効なアプローチであることがわかってきました。

このHikari Autism Group(HAG)は心理教育、SST、ACT、集団精神療法などを取り入れた発達障害への包括的な支援プログラムで、障害への理解を深め、自分自身の行動の振り返り、仲間を作り、より自分らしい生き方を見つけることを目標としています。

毎週火曜日の14時から1時間半、全10回のプログラムです。

利用には当院の発達障害外来にて、成人の発達障害(ASD,ADHD)と診断された方が対象となります。

【対象となる方】
  • 当院の発達障害外来にて、成人の発達障害(ASD,ADHD)と診断された方
【時間】
  • 毎週火曜日14時〜
    一回90分(全10回)
【スタッフ】
  • 医師
  • 臨床心理士
  • 精神保健福祉士
【内容】
  • 全10 回 / 下記プログラムをグループにあわせて適宜構成します
【プログラム例】
  • ガイダンス
  • 心理教育 – ADHD について
  • 心理教育 – ASD について
  • 心理教育 – 二次障害について
  • ACT – 自分の目標、価値を考える
  • SST – 人間関係の技を身につける
  • ストレスコーピング:ストレスの扱い方
  • 困りごとの対処法
  • コミュニケーション : 人間関係を図式化する
  • 自分の取り扱い説明書を作る
  • 自分のモットーを持つ
  • 振り返り
  • たこ焼きパーティ
  • HAG 同窓会

etc.
各プログラムはチェックイン / アウト(開始時 / 終了時の気分、感想) 、ウォーミングアップを伴います。
ウィーミングアップ例:
好きなものしりとり / 他己紹介 / パーソナルスペース / マインドフルネス etc.


HAG Beginner 発達障害心理教育グループ

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Hag Beginner とは?
発達障害と診断された方を大賞に、発達障害についてグループで勉強をしたり、他のメンバーと交流することで、自分の特性への理解を進める支援プログラムです。

【対象となる方】
  • 当院の発達障害外来にて、成人の発達障害(ASD,ADHD)と診断された方
【時間】
【スタッフ】
  • 医師
  • 臨床心理士
  • 精神保健福祉士
【内容】
  • A「ASD 心理教育」:ASD について学ぶ、
    自分の特性(ASD)を知る
  • B「ADHD 心理教育」ADHD について学ぶ、
    自分の特性(ADHD)を知る
  • C「特性の整理」心理教育のおさらい、
    特性の活かし方を考える(自分まとめ)
  • D「まとめ」自分の特性を発表、
    困りごとの工夫をディスカッション

  • 4回のプログラムで1クールです。
  • ABCDどのプログラムも、何回でも受講が可能です。
  • Cの受講はA及びBの受講が必須。Dの受講はA,B,Cの受講が必須となります。
  • プログラムのスケジュールはスケジュールをご確認いただくか、お問い合わせください。(086-222-5200

HAG-F
発達障害者家族のためのサポートグループ(家族会)

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Hag-F とは?
発達障害の当事者の方を家族に持つ方のための家族会です。「本人の考えていることが分からない」「どうつきあっていいか分からない」「ケンカをしたくないのに、ケンカしてしまう」「発達障害って結局どういう病気?」など、本人に診断はついたものの、家族の戸惑いも大きいのではないでしょうか。同じ悩みを持った家族が集まり、本人の障害の勉強をしたり、関わり方を考えてみませんか?

【対象となる方】
  • 成人の発達障害(ASD,ADHD)と診断された方の家族
【時間】
【スタッフ】
  • 医師
  • 臨床心理士
  • 精神保健福祉士
【内容】
  • 希望の方には面接して説明などさせていただきます。お問い合わせください。(086-222-5200