Floating Tank

タンクに浮かび
体の力を抜いて
意識を漂うままに委ねる…
 
そのとき思考のざわめきは遠のき
いつしか静寂のただ中にいる自分を感じるでしょう。
海の底にいるような、無重力の宇宙に浮かんでいるような。
 
すでに内側も外側もなく
くつろいだ感覚に包まれながら
過去も未来もなく
自分自身とひとつに融け合っている。
 
それはどこか懐かしく
とても良く知っている感覚。
わたしたちが人生のなかでとても大切であるのに
すでに忘れてしまっているなにかを
思い出させてくれるかもしれません。

フローティングタンクアイソレーションタンクともいわれ、アメリカの伝説的な脳生理学者であるジョン・C・リリー博士(1915~2001)によって1950年代に発明されました。
アイソレーション(分離・感覚遮断)することにより深い瞑想状態に入り、強力なリラクゼーション作用、ストレス解消効果、全身のマッサージ作用、疲労回復効果を体験することができる施設です。

ジョン・C・リリーは言います。
「一日中顔を突き合わせている重力から解放される。神経活動の90%は、どこに重力があるのか、どちらの方向を向いているのか見極めること、そしてどう動けば倒れずに済むのかを考えることに費やされている。タンクで浮き始めると、それまでずっとしてきていた、あらゆる重力計算から即座に解放されるため、今まで分散されてきた意識の集中(無意識も含む)が解放され、それらのすべてが一つのことに向かい集中されることに気づく、それはまるで、月と地球のどこか中間に浮かんでいて、自分にかかる引力が全くない状態だ。もちろん動けば自分がどこにいるのかはわかる。しかし動かなければ、周りの世界は全て消え、事実上自分の体を全く感じなくなるのだ。」

このようにフローティングタンクは、「呼吸を整える、マントラを繰り返す、何かを集中して見つめる」といった瞑想テクニックが、到達しようと努力してもなかなか得られないでいる感覚を、テクノロジーを用いて、素早く、簡単に、確実に、しかも安全に体験させてくれます。初めてアイソレーション・タンクを体験する人でも、数分のうちに自分の体が消えてなくなるように感じ、完全な闇、音の無い虚空の中に、無重力状態で浮遊していると気づくでしょう。

フローティングタンクは人体と同じ温度に温められた高濃度の塩水(エプソムソルト)によって満たされています。そして入り口のハッチを閉じてしまうと、そこは完全に光の届かない闇になります。塩水の上にポッカリと浮かび、身を委ねると、音も、光も、体の温痛覚も感じない、そして重力の影響からすらも自由な状態となります。5感のあらゆる感覚がなくなるなかで、潜在意識のレベルに意識は沈み、深いリラクゼーションを得ることができます。それはまさに母親の子宮の中にいるような体験です。