年末年始のお知らせ。そしてこの1年を振り返って。

年末年始のお知らせ。

 

本年も皆様のご愛顧ありがとうございました。
年内は12月27日(火)までの診療となります。
新年は1月4日(水)まで休診致します。

 

その間初診予約や再診希望のご連絡が取れなくなりますので、ご理解をお願いします。

 

引き続きスタッフも募集しています。

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今年も無事診療を終えることができ、ホッとしています。
今は30日。28日にはクリニックの大掃除とフローティング・タンクの水換えをスタッフ総出で行いました。HIKARI CLINICでは開業当初から、クリニックの掃除は毎朝ミーティングの後にスタッフ全員で行うことにしています。これは神社の境内の掃除と一緒で、自ら清潔さを保つことで、クリニックの隅々まで意識を巡らせ、クリニックの環境に責任を持つことに繋がります。

 

そしてフローティング・タンクの水換えも、年に4回、春分・夏至・秋分、冬至のタイミングで行っています。フローティング・タンクは自動清浄装置を備えているので、メーカーの推奨では年に1回でも良いそうなのですが、年4回の地球のサイクルが大きく変わるタイミングでタンクの水換えを行うことで、常に清浄な環境を保つとともに、タンクの死と再生の儀式として水換えを行うことで、超自然的な力との結びつきを強めようと意図しています。525kgのエプソムソルトを溶かすのはなかなかの重労働なのですが、それを女性によって溶かすようにしています。古来の水場には女性が日々集まり、井戸端会議をすることでコミュニティを維持する機能を司っていたのですが、そのようなイメージですね。只今冬至の水換えの直後です。水換え直後のタンクは、清々しく、浮力もしっかりしていて最高です。是非この機会にタンクを体験してみませんか。

 

今年を振り返ってみると、タンクの番人として、院長の親友であり、西洋占星術の専門家でもあるBangi君がクリニックに参加してくれていることが大きなトピックですね。タンクのリラクゼーションと自己探求と共に、日本を代表するタロット研究家に占いまでしてもらえるという環境は、なかなか日本中どこを探しても無いと思います。診療とは全く違ったベクトルですが、エンターテイメントとしてお楽しみ下さい。

リワークプログラムも、着実に成果を上げてきています。既に10人以上の患者さんが長期休養を終えて実際に復職を果たしています。昨年から参加してくれたPSWの柚木を軸に、心理士の岸本、石井の3人体制で、患者さんの社会復帰へのリハビリに情熱を注いています。プログラムもリラクゼーションのヨガやマインドフルネスから、集団精神療法、認知行動療法も取り混ぜて、様々な角度から患者さんが社会復帰を果たせるように支援しています。またプログラムも日々院長も交えたミーティングで検討しながら、常に新しくバージョンアップしています。

 

発達障害者支援のHAGも既に7クール目を迎えました、これは定員10名の小グループでのグループ療法ですが、当院で発達障害と診断を受けた方を中心に、心理療法による障害の理解から始まり、困りごとへの対処(SST)、そして自分らしい特性を活かした人生の見つけ方まで積極的に支援しています。まだまだ発達障害には決まった援助方法も確立されておらず、我々も手探りの実験の連続ですが、皆さんが自分の人生をハッピーなものにできるための支援を目指しています。

 

受付スタッフの努力も忘れてはいけません。受付で患者さんが過ごす時間が一番長く、出会いと別れは受付で起こります、この一期一会の出会いを皆様にストレスなくおこなってもらう為に、受付スタッフは細心の注意を払います。患者さんから、「今日はOOさんと久しぶりに会った、初診のときに優しく声をかけてもらったことを今でも感謝している」と聞く時、院長が一難嬉しい瞬間です。ミーティングでの情報共有でも受付スタッフの印象は一番参考になる情報なのです。そして受付に流れる音楽、映像も、受付スタッフがその時の状況に合わせて、リアルタイムにセレクトしています。患者さんから「今流れていた曲はなんですが?」と聞かれることもしばしばです。受付スタッフもHIKARI CLINICの重要な治療要素のひとつなのです。

 

さて私こと院長の1年はどうだったでしょうか。多動症的に忙しかった1年ですね。一番大きいのは、昨年の夏からはじめた総合格闘技、MMAですね。昨年の夏にはじめたときに、まずは1年頑張って続けよう、それで満足したり、飽きたらやめようと決めてはじめたのですが、結果更にのめり込んでいます。診療が終わったあと、20時から急いで自転車でジムに向かい、22時まで場合によっては23時ごろまでジムでスパーリングをしています。この11月にははじめての試合に出場しました。

 

試合前には週に3〜4回通っています。実は年末も29から31日まで合宿のようにジムの自主練習に参加しているのですね。試合前には生まれて初めての減量にも挑戦し、今では体重もグッと減りましたし、体脂肪率も15%くらいまで落ちました、体型も随分スリムになりました。

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そして年末に行ったHIKARI FESTIVAL。この体験は今後のHIKARI CLINICを大きく支えてくれると思います。日本中から集まった様々なジャンルのクリエイター、演奏家、施術家、舞踏家、VRアーチストなどが集まり、一般のお客さんと患者さんも一緒になって、一晩のギャザリングと翌日のワークショップを楽しみました。計60人、そのうち30人の人がクリニックに泊まり込んで翌日のワークショップまで参加してくれました。全く強制されることなく、自由に自分の興味の赴くままで出会った人と話をして、寛いで、ワークショップに参加する。そしてそこで出会った人同士はもう友人になったと思います。そんな空間があの瞬間に出現したこと。その意味と余韻に今も多くのインスピレーションを受けながら浸っています。今後この気付きは当院の治療に生かされてくるでしょう。特に発達障害治療については大きなブレイクスルーがあるかもしれません。こういった花開きつつある治療文化を支えてくれた、全ての参加者に感謝します。また2回目を行いましょう。

 

長くなりましたが、ざっとこの1年を振り返りかえりつつ、今のクリニックの現状をお伝えしてみました。院長は31日もジムの練習に参加するつもりです。年末の格闘技RIZINをジムの仲間と練習の合間に冷やかしながら見るのは最高に楽しいです。

ということでこんな院長ですが、皆さん本年はありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。