前回の義援金募集の投稿のあと、なかなかブログも更新できずにいました。
その間も日々刻々と悪くなる状況。報道は錯綜し、政府の対応と情報の公開は後手後手に周り、遂に原発の災害はレベル７というチェルノブイリ同様の最悪の事態を迎えることになりました。
しかし我々の不安を遥かに超える深刻さで、被災地の避難生活は続いています。家族、住むべき街を根こそぎ失った被災者の方々の喪失感は、とても想像できるものではありません。
ここ岡山の地は幸いにして災害も少なく、今回の震災の影響もほとんど眼に見える形ではなく、震災のニュースもどこか遠いところで生じているようで、今までと変わらない日常が続いているようにも感じてしまいます。
しかしあの日以来、日本は変わってしまった。むしろ変わらなくてはならないと私は思います。我々は今までそれが危険なものと知りながら、真実を知ることに蓋をして、政府や電力会社の原子力は安全だとの宣伝を信じようとしていました。我々が本来自分たちの責任に於いて決断しなければならない問題を、他人任せにしていたのだと思います。
今回のことで原子力は我々の手に余るものであり、できるものならこれに依存しない生活を創り上げてゆく必要があること。我々の未来は自分たちの責任において決断されなくてはならないこと、他人まかせにしてはならないことを学んだと思っています。我々日本人も自分たちの本当の自立の道を歩まなければならないことを。
この未曽有の災害で、被災者の方々のみならず、日本人皆が深く傷ついていると感じます。しかしその傷つきに今は気付きたくないために、なんとか変わらない日常を演じているようにも思われます。ある種の解離状況が日本全体を覆っているようです。
震災以来、報道に影響されパニック症状を生じて来院される方や、地震神経症とも言うべき慢性的な緊張感、過覚醒、不眠の状態に陥っている患者さんの来院がちらほら見られます。
あの震災以来、いったい自分には何が出来るのかを考え続けています。
この度HIKARI CLINICではフローティングタンクの入会金を5月末まで半額にし、入会金全額を東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付することにしました。
入会金 10500円→5250円
利用料 6300円
フローティングタンクの体験は今の緊迫した状況から自由になり、深いやすらぎと安心を与えてくれると思います。そして今あなたがなすべき事を教えてくれると思います。
是非この機会にご利用ください。
