3月11日、14時46分、その未曽有の大災害は突然発生しました。
診療の合間にtwitterのタイムラインに地震の一報を見てすぐにTVをつけてみました。次々と報告される災害の映像。特に津波が沿岸の街を飲み込んでゆく映像には、にわかには現実の映像だとは信じられず呆然と眺めるしかありませんでした。
金曜日の晩から土曜日、そして日曜日、刻一刻と届けられる被害の模様。
日増しに増え続ける行方不明者の数。
街全体が飲み込まれた仙台市若林区。
そして遂に生じた福島原子力発電所のメルトダウンという最悪の事態。。
自分たちの生活は全く今までと変りなく、穏やかな天気の中で続いているのに
あまりにも異なる被災地の筆舌に尽くし難い惨状に、為す術も無くただ画面に釘付けになっていました。繰り返される悲惨な映像の連続と、それを眺めるしかない果てしのない無力感。
twitterのタイムラインはひとつの希望でした。タイムラインを埋め尽くす地震関連のツイートの数々は、被災した人々をなんとか助けたいというみんなの善意の表れに感じられました。
自分たちが自分たちの持ち場でできることをする。
今自分たちが無事でいられる幸せを噛み締めながら、
被災された方々の苦しみに共感しつつ、自分たちに出来る限りの援助を行うこと。
精神科・心療内科の治療でも同じです。
苦しい時はまず、自分自身のことに専念すること。
そして自分の力に余力のある人が弱っている人を助けること。
こうしてお互いに、持ちつ持たれつで支えあえることが我々には必要です。
我々にまずできること。
クリニックから義援金の寄付を行いました。
またクリニックでも義援金の寄付を呼びかけようと思います。
受付に義援金の募金箱を用意しています。
集まった義援金は責任をもって日本赤十字社
を通じて現地の復興に役立てていただきます。
その他、インターネット経由でも募金は行えます。
以下サイトをご参照ください。
クレジットカードがあればすぐに可能です。
http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin
皆さんのご協力をお願いします。