当院では現在、社交不安障害(SAD)の治験を実施しています。
■社交不安障害とは?
たくさんの人の前でスピーチをするのが苦手で不安に感じる、初対面の人と会い会話や挨拶をするのが恥ずかしいなどは、日常生活において誰でも感じることです。
ところが、このような状況が不安で強い苦痛を感じるあまり、その場面を避けようとして、仕事や勉強 に集中できない、または会社や学校に行けないなど、仕事や社会生活に支障をきたすことを、「社交不安障 害」と言います。
例として、下記のような場面で強い緊張・不安を感じる、顔が赤くなる、手足が震える、動悸がする、 息が苦しくなる、大量の汗をかく、声が出なくなるなどの症状があらわれることがあります。
<<状況の例>>
- 知らない人や、少し顔見知りの人と会話する
- 会議などで発表したり、意見を言ったりする
- PTA、ゼミなどのグループ活動に参加する
- レストラン、喫茶店、居酒屋など、多くの人がいる中で飲食をする
- 人前で電話をかける
- 職場や学校などで、人前で仕事をしたり字を書く
- 会議などの他の人たちがいる部屋に入る
- 自分を紹介される、など
社交不安障害は特別な病気ではなく、日本国内に推定で約 300 万人以上の患者さんがいると言われてお り、現代社会では多くの患者さんを抱える一般的な病気です。 中には、「極度のあがり症」「性格の問題」 にすぎないと思い込み、苦しんでいる方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、社交不安障害は治療によって改善が期待できる病気であり、現在、新しい薬も開発されていま す。
この試験に参加できる方
- 18 歳以上 65 歳未満の方
- 当院担当医師より、「社交不安障害」と診断された方
- あらかじめ定められた日程で診察・検査を受けるために来院可能な方
その他、参加条件がございます(問診や検査の結果によっては、ご参加頂けない場合もございます)。興 味のある方は当院医師までご相談ください。
お問い合わせは以下まで
電話 086-222-5200
mail https://hikariclinic.jp/reservation