2014年ワールドカップが始まりました。
4年間の長いアジア予選を経て、日本チームは連続4回目の本戦出場を果たしました。名将ザッケローニ監督のもと、日本国民1億2千万人の希望を一身に集めて、日本チームはブラジルの地を訪れました。
4年前の南アフリカ・ワールドカップの時にはクリニックも開業直後。
その時にはこんなブログを書いていました(笑)。
諸戦のコートジボアール戦、本田選手の気迫のゴールで先制したものの、後半のドログバ選手の投入後、一気に逆転。一敗を喫してしまいました。
この初戦の黒星は、私も予想以上に落ち込んでしまいました。
ワールドカップの時くらいにしか熱くならない、典型的なにわかファンですが、サッカーの持つ人々の想いを巻き込む力の強さに、想像以上に惹きつけられていたようです。試合前のザッケローニ監督のインタビューでは、日本人の特性に対する俊悦な評価など、人間理解の深さに精神科医としても学ぶことの多いインタビューに感心しきりでした。
負けたことはショックでしたが、もう一つ特筆するべきことはコートジボアールのドログバ選手の存在です。前半ベンチに居た時から発していた、特別なオーラ。圧倒的な存在感は、後半ピッチに入った途端、一気に爆発します。あまりに若い日本人選手との人間力の違いが際立ちました。一部の言説では、コートジボアールの内戦を止めた男といわれ、神にも近い英雄と言われているとか。若くして移住したフランス国籍を捨て、コートジボアール国籍を選択し、女性や子どもたちのための学校や病院の設立のために、数百億円にも渡る寄付をしているなど。。
いちサッカーの選手が、そこまでの自覚をもって人々の期待を背負って行きてゆくというサッカーの持つ文化としての深さ、ドログバ選手の凄さに感動しました。
とはいえ明日は日本 VS ギリシア戦。
今度こそ日本は勝ち点をもぎ取って、決勝リーグ進出の足がかりを掴んでもらいたいですね。みんなで一つになって応援しましょう。
HIKARI CLINICも明日は朝早くからクリニックに集合して、日本チームの応援です。