ブログ更新が滞っていましたね。
最近は診療終了後、週に2〜3回自転車で格闘技のジムに通い、
その後帰宅するのが夜の10時過ぎ、
それから食事をするともうフラフラで、一杯飲んで寝るだけの毎日でした。
身体も痛めるし、一体そこまで追い込んでどうしようというのでしょう。
ストレスでも相当溜まっているのでしょうか。
ストレスへのエレガントな対処を勧めるべき、精神科医のドクターが
更にストレスを貯めこむような過密スケジュールで生活していて、
一体どうなの?という声も聞こえてきそうです。
10代や20代のエネルギーを持て余す若者に混じって、
負けずに必死に殴ったり殴られたり、投げたり投げられたり、締めたり締められたり。
自分でも道場で汗塗れになりながらふと自問自答することがあります。
一体俺は何をしようとしているのか。そろそろアラフィフになろうとしているのに。
多分そこにはリアルな世界がそこにあるからなのですね。
リアルとはなにか。生と死のギリギリのはざまで感じられる、生の歓喜、実感のようなもの。
それをダイレクトに感じる方法が私にとっての格闘技なのだと思います。
なんだか自傷行為をする少女のようですが、その本質は近いものがありますね。
それが比較的、制度化、社会化したもののなかで、
もっとも極端なもののひとつが格闘技といえるのかもしれません。
殴ったり、殴られたり、投げられたり、投げたり。
格闘技の攻防は一瞬のうちに、戦う二人のコニュニケーションの中に成立します。
言葉を超えた、互いの感覚を研ぎ澄ました、テレパシックな交感がそこにはあります。
音楽のセッションが近いかもしれません。
振り返ってみると、そういったものにずっと心奪われてたようです。
EDMのパーティーでもそうですね。音楽による高揚の果てで、
歓喜を言葉を超えて、そこにいる人達と共感する。
こちらはピースフルな共感が主体ですが、
他者と言葉を超えて通じ合うという意味では似ている気がします。
フローティング・タンクも正にそう。
言葉を超えた自己との対話。これは瞑想も同じです。
診療の中では、こういったことはどちらかと云えば戒められる事が多いと思います。
というのも我々は社会に於いて、言葉によって思考し交流していますから、
言葉を超えて相手に判ってもらおうとしたり、判ったつもりになることで
コミュニケーションのズレが生じて対人関係にトラブルを生じることが多いからです。
その想いや幻想をできるだけ手放して、
言葉によってコミュニケート取れることを目標としますし、
それを成熟と呼ぶともいえるでしょう。
でもそのことによる寂しさや、飢餓は必ずあるのですね。
それをどうやって補うか。それがとても大切になります。
それはその人にとってハマれることである必要があるのですね。
ある人は絵を描くことで、作品の中に耽溺し、出来上がった作品に満足を感じるかも知れませんし、
最高の相手との恋愛、セックスにその歓びを見出す人もいるでしょう。
自分を支えてくれるコミュニティ、その関係性に満足を感じる人もいるでしょうし、
旅人は旅すること自体に自分の生きる意味を見出すでしょう。
発達障害を積極的に診療をしはじめて、より想いを強くしたことがあります。
どんどん自分の好きなことを突き詰めてやりましょう。
それを武器にキャラの立った変人になろう。
そうすればその熱意に周囲はあなたを認めてくれるようになるかもしれません。
そのためのノウハウをこのクリニックでは提供したいと考えています。
さてクリニックのすっかりクリスマス仕様です。
受診した患者さんにはおなじみですが、毎年恒例受診すると帰り際にはもれなくチョコレートのプレゼント。
はじめて公開しますが、これも開院以来、6年間ずっと続いているお楽しみ。
いろいろ感慨深い季節ではありますが、少しでもあなたがハッピーでありますように。
さて年末年始のお知らせです。
本年は
平成27年12月28日(月)
〜
平成28年1月5日(火)までが休診です。
新年は
平成28年1月6日から通常通り診療致します。
宜しくお願いします。
また休診期間中は電話、メールとも連絡が取れませんのでよろしくご理解お願いします。
またアイソレーション・タンクの冬休みキャンペーンを行っています。
冬休み期間中、12月31日から1月3日以外の日はアイソレーション・タンク冬休みキャンペーンで、初回利用料が1000円オフ、二回目以降の方は利用料が500円オフになります。この機会、里帰りついでに是非タンクをご利用下さい。こころもからだもトロトロにひとつになって、ゆるゆるのお正月を迎えましょう。
では良い年を!!!!